今回は「菊水」の話題…といっても、
お料理屋さんや老舗旅館のお名前ではなく、ナシの品種の「菊水」。
ナシのおいしい季節になりましたよね~ 鐘 

先週、京都大学の高槻農場へ、ナシ・ブドウの見学に行ってきました。
                      撮影 : 全て 2008.9.3
img20080912.jpg


「菊水?? 幸水や豊水は、よく見かけるけど」…ですよね。

<<< 菊水 >>>(以下、見学時の資料より抜粋)
 菊池秋雄博士が、’二十世紀’より黒班病に対する抵抗性の強い品種を育成する目的で、東京府立園芸学校在学中、玉川果樹園において、1915年太白に二十世紀を交配して育成したもの。果実は扁円で、大きさは中の大で270g~320g、果皮は黄緑色で果面は平滑である。果肉は白色でやや粗、柔軟多汁で、甘みは多い。(引用終わり)

菊水という名前は、
「菊池」の「菊」に、ナシは水分多く瑞々しいので「水」を組み合わせたんだそうです。

そして、幸水は「菊水×早生幸蔵」の交配による品種で、
豊水は、近年は交配組み合わせは不明とされていたが、
ごく最近になって、やはり幸水の子供であることが、明らかになったそうです。

こういうお話は面白いですねぇ 音符

そして、
真ん中で説明して下さっているのは、京大 羽生助教、
その左側が、この日引率して下さった元宮崎大学教授:山下 研介先生。
上に引用した見学の資料も、山下先生によるものです。
img20080912_1.jpg


袋掛けは、
・雨水から病気が入るので雨がかからないように
・汁を吸う虫からも防ぎ
・きれいな状態を保つ …などの効果のために行うわけですが、

菊水の場合は、袋を掛けなくても収穫できるが、
見栄えのために掛けている…場合については、
消費する立場の意識によっては省けるわけですね。
img20080912_2.jpg


なんとこの日は、菊水を試食させていただきました。
しかも、適度に冷やしてあり感謝です~!まる
img20080912_3.jpg

幸水・豊水よりも甘味も酸味も淡く、あっさりしています。

この高槻農場で収穫されたものは、京大の生協などで販売中。
菊水については、大丸京都店・心斎橋店 にも出荷アリとのこと。
ナシの進化に思いを馳せて、一度召し上がってみてくださいませ。